上記のようにセンセイ方はおっしゃるのだが、(リンク先のデータの信頼性は脇においても)自炊で裁断される本の何十倍、何百倍も、再販制度による返本の結果として、これまでにも、今現在も、(先生方の愛する)本というものが裁断されてきたことだけは間違いないはずだ。そのことに目をつむって、「自炊代行業者による裁断」だけをことさら「蛮行」のことのように言い立てるのは、あさましいポジショントークト言われても仕方ないだろう。適切なデジタル流通はむしろ、そのように、痛ましく「屠殺」されてきた「本」を減らす福音にもなりえるはずなのに・・・。
「(自炊のために)裁断された本が正視に耐えない」とか「本がないがしろにされている」とかいうのは、要するに、本音としては、自分の取り分が減ってしまうのは困る、俺の本が断裁されるの不快だから見たくない、という現実から目をそむけた偽善的な態度だ。今回の会見は、私には、本当に、読者を愛し、創作を愛する文士の態度とは、思えない。裁断本を減らすためには、再販制度をやめ、売れ残った本は店頭において値下げ販売を可能とするほうが、自炊代行業者を訴えるよりも、よほど有効なはずだ。それとも、この先生方は、莫大な数の本の裁断処理をもたらしてきた再販制度にも反対なのだろうか・・・。
「(自炊のために)裁断された本が正視に耐えない」とか「本がないがしろにされている」とかいうのは、要するに、本音としては、自分の取り分が減ってしまうのは困る、俺の本が断裁されるの不快だから見たくない、という現実から目をそむけた偽善的な態度だ。今回の会見は、私には、本当に、読者を愛し、創作を愛する文士の態度とは、思えない。裁断本を減らすためには、再販制度をやめ、売れ残った本は店頭において値下げ販売を可能とするほうが、自炊代行業者を訴えるよりも、よほど有効なはずだ。それとも、この先生方は、莫大な数の本の裁断処理をもたらしてきた再販制度にも反対なのだろうか・・・。